君と見る空は、いつだって青くて美しい
……そして。
そして私にとって、もっともっともっと恐怖なことが。
ただでさえ人前に出ることが苦痛なのに、人前で発表会なんてあったときには、もうどうしていいのか、これはパニックどころでは済まなくなる。
実は来週、国語の授業で『三分間スピーチ』という、私にとっては有り得ない恐怖の授業がある。
『三分間スピーチ』というのは、テーマに沿って自分の思っていることや考えていることなどを約三分間で収まるくらいの文章にして、それをクラスのみんなの前で発表するという恐ろしい授業。
テーマは『環境について』。今の環境問題について、自分が考えていることや思っていることを文章にまとめる。そして、それをクラスのみんなの前で発表。
そんな恐ろしい授業を国語の先生は提案してきた。
『一体何を考えているのだ‼ ふざけるな‼』と、国語の先生に言いたいくらいだ‼
でも言えないけれど。
…………。
……あぁぁ……どうしよう……。
憂鬱だ……。
恐怖の『三分間スピーチ』のことを考えると、とてつもないくらいの憂鬱が襲ってくる。
……逃げたい。
そんな恐怖の授業から逃げ出してしまいたい……。
と、いう感じで、今日も私は、この症状と闘っている。