君と見る空は、いつだって青くて美しい



 そこから見る景色。

 教室の隅々までクラスメートたちの顔がよく見える。

 あまりにもよく見え過ぎて、圧倒されてしまいそう。

 それだけでも、すでに激しい緊張とパニックで頭の中が真っ白になりそうなのに。

 それなのに、みんなが私の発表を聞こうと注目している。

 それは、なんという恐ろしい光景なのだろう。

 みんなの視線が一つに集まって、何とも言えないくらいの恐怖に襲われそうになる。


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