君と見る空は、いつだって青くて美しい
* * *
「ただいま」
学校から帰ってきた私は、すぐに自分の部屋に入った。
自分の部屋に入って、着替えを済ませた後、私は気が抜けたようにベッドに横になった。
何もやる気がしなくて、仰向けになったまま、ただぼーっと天井を見つめていた。
それから五分……十分……どれだけ経っただろう。
私は、気力が戻らないままベッドに横になり続けていた。
どうしよう……このまま気力が戻らなかったら……。
戻らなかったら……あのときと同じになってしまう……。
…………。
……た……。
……助けて……。
助けて……真宙くん……。