君と見る空は、いつだって青くて美しい



「あっ、そうだ」


 ……‼

 真宙くんに見とれていた私は、真宙くんの声を聞いただけで驚いてしまった。


「その前に」


 ……?

 その前に……?


「一曲、歌を歌ってもいい?」


 えっ?

 歌っ?


「う……うん」


 真宙くんの言ったことに驚きながらも、私はそう返事をした。


「では」


 真宙くんはそう言うと、大きく深呼吸をした。

 そして真宙くんは歌を歌い始めて……。



 ……⁉

 え……⁉

 まっ……真宙くん……⁉

 ちょ……ちょっと待って……。

 え……っ⁉

 これって……。

 この歌って……。


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