君と見る空は、いつだって青くて美しい



「ま……真宙くん……その……好き……というのは……どういう……」


 なっ……なんで、そんな言葉がでてくるのっ⁉
 しかも声が小さい‼

 私は自分の言葉にそうツッコミを入れた。


「どういう、って……」


 まっ……真宙くんっ‼ 私が言った言葉、聞こえてたっ‼


「今さら友達として好きって言うわけないでしょ」


 ……‼


「そういうこと」


 そっ……そういうことって……っ‼

 まっ……真宙くん……っ‼


「ま……真宙くん……いつから……私の……ことを……」


 って、何を訊いているのっ‼ 私っ‼

 そしてまた声が小さい‼


「いつから……」


 こっ……この言葉も聞こえていたーっ‼

 って、私が真宙くんに訊いたんでしょっ‼


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