君と見る空は、いつだって青くて美しい
「だってオレね、希空ちゃんのことを見てたり話したりしてると元気が出てくるんだ」
まっ……真宙くん……っ。
そう言ってくれて嬉しいけれど、恥ずかしいっ。
「オレ、希空ちゃんと一緒にいられることがすごく幸せ」
きゃぁぁぁ、真宙くーんっ。
その言葉も嬉しいけれど、やっぱり恥ずかしい~っっ。
「オレね、本音を言うとね。希空ちゃんと初めて話したあの日。あの日、オレは希空ちゃんに『友達になろう』と言ったけど、本当は友達なんか飛ばして『彼女になってほしい』って言いたかったんだよね」
……‼
「だけど、それはやっぱり順番が違うのかなって。初めて話したのに、いきなり『彼女になってほしい』というのは、ちょっとね」
ま……真宙くん……。
さっきから真宙くんの言葉に、びっくりやドキドキしっぱなしだよ~。
「……それでさ、希空ちゃん」
……‼
真宙くん……?
突然、真宙くんが真剣な表情になった。と、思ったら……。
「オレ、希空ちゃんの気持ちが知りたい」
……‼
「教えて、希空ちゃんの気持ち」
真宙くん……。