ひとりぼっちの王子
これは、賭けだ━━━━━━

全てを話し、それでも若王子を選ぶならキッパリ諦めるつもりだ。



でも、もし━━━━━━

もし……少しでも俺のとこに戻ろうとするなら、全力で若王子と戦う!


「話しておきたいことって、まさかお前……!?」

「えぇ!察しの通りですよ。副社長」

明らかに動揺している、若王子。




でも、ここまでくればそうする他ないのだ。







「空羅。
今から話すことは、全部真実だから━━━━━━」
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