七色の魔法使い#3~大地が奏でる幻想曲を~
「すみません……私の娘がなかなか泣き止まなくて……」
僕と大智が近づくと、その女の子のお母さんはアイビーを見つめながら困り顔をする。
「僕に任せてください」
大智はそう言って、いつの間にか手に持ってたフルートを口元に当てた。そして、フルートを吹き始める。大智が吹いてるこの曲は、聞いたことは無いけどすごく綺麗だ。
いつの間にか女の子は泣き止んでて、大智の演奏を聴いていた。
「……綺麗です」
しゃがんでいたアイビーも立ち上がって、女の子と一緒に演奏を聴いてる。しばらく吹いた後、大智はフルートを口元から離して恥ずかしそうに笑った。
「大智、フルート吹けるんだ……」
「うん……中学生の頃、吹奏楽部に入ってて、フルートを吹いてたんだ……ちなみにさっき僕が吹いたのは、昔に僕が作った曲なんだ」
「すごいです!とても素敵な曲でした!」
アイビーは、珍しく目を輝かせながら大智を見つめる。大智は、「ありがと……」と恥ずかしそうに頬を赤くした。
「お兄ちゃん!すごい!また聞かせて!」
女の子はそう言って大智に手を振りながら、女の子のお母さんに手を引かれて歩き出す。
「……分かった」
大智も微笑んで女の子に手を振り返すと、大智は歩き出した。
僕と大智が近づくと、その女の子のお母さんはアイビーを見つめながら困り顔をする。
「僕に任せてください」
大智はそう言って、いつの間にか手に持ってたフルートを口元に当てた。そして、フルートを吹き始める。大智が吹いてるこの曲は、聞いたことは無いけどすごく綺麗だ。
いつの間にか女の子は泣き止んでて、大智の演奏を聴いていた。
「……綺麗です」
しゃがんでいたアイビーも立ち上がって、女の子と一緒に演奏を聴いてる。しばらく吹いた後、大智はフルートを口元から離して恥ずかしそうに笑った。
「大智、フルート吹けるんだ……」
「うん……中学生の頃、吹奏楽部に入ってて、フルートを吹いてたんだ……ちなみにさっき僕が吹いたのは、昔に僕が作った曲なんだ」
「すごいです!とても素敵な曲でした!」
アイビーは、珍しく目を輝かせながら大智を見つめる。大智は、「ありがと……」と恥ずかしそうに頬を赤くした。
「お兄ちゃん!すごい!また聞かせて!」
女の子はそう言って大智に手を振りながら、女の子のお母さんに手を引かれて歩き出す。
「……分かった」
大智も微笑んで女の子に手を振り返すと、大智は歩き出した。