惚れたら最後。
たおやかな日々
迎えた合格発表の日。私は絆と例の寿司屋にいた。
「おめでとう琥珀」
予想通り大学に受かっていた。
あれだけ自信満々だったから落ちていたらどうしようと思っていたので、合格していて本当に安心した。
「ありがとう。はあ、やっと落ち着いたって感じ」
「忙しかったもんな琥珀」
「うん、病院と歯医者の往復でね。でも今日までに全部終わってよかったよ」
「歯も綺麗になったし」と口を見せる私に絆は優しく微笑んだ。
程なくして寿司が振る舞われ、私は目を輝かせて念願のそれを口に頬張った。
「……美味しい!」
「だろ?他の寿司が食べられなくなるくらい美味いんだよな」
自慢げな絆を見て、店主は「ありがとうございます」と言ってにこやかに笑っている。
そんなたおやかな幸せな時間はあっという間に過ぎていった。
「おめでとう琥珀」
予想通り大学に受かっていた。
あれだけ自信満々だったから落ちていたらどうしようと思っていたので、合格していて本当に安心した。
「ありがとう。はあ、やっと落ち着いたって感じ」
「忙しかったもんな琥珀」
「うん、病院と歯医者の往復でね。でも今日までに全部終わってよかったよ」
「歯も綺麗になったし」と口を見せる私に絆は優しく微笑んだ。
程なくして寿司が振る舞われ、私は目を輝かせて念願のそれを口に頬張った。
「……美味しい!」
「だろ?他の寿司が食べられなくなるくらい美味いんだよな」
自慢げな絆を見て、店主は「ありがとうございます」と言ってにこやかに笑っている。
そんなたおやかな幸せな時間はあっという間に過ぎていった。