この先もずっと変わらない。
大体、朝何もなければ妬みと嫌悪の視線を浴びる以外なにも起こらない。
「こういうのに慣れるってのもどうなのかね、、」
そんな視線の中に、ふと温かい光のようなものがさす時がある。
桜木廉。この学年でもトップクラスにモテるらしい。というのも、私はメガネ男子が好きだからコンタクトは受け付けてないのだ!!!
それだけ?と聞かれればそうなのだが、まず男子との関わりを少なくするというモットーにあの時からシフトした。だから同じ学校の男子に対してなにも感情が湧かない。
こんなこと言ったってどうせだれも信じてくれないんだろうな。”男好き”のレッテルはいつまでたっても剥がれない。