ココロ×ココロ
私たちは電車に揺られながら喋った


「夢歌最近彼氏とど~よ?」

一瞬夢歌の顔が変わった

「別れたんだ…」


別れた…


「嫌なこと聞いてごめん…」

「ううん…!」

明るく話す夢歌を見てるのが辛かった

それからあたしたちは学校に着くまで何も話さなかった


学校に着くと1年生らしき人が沢山いた


「じゃあね」

夢歌とは教室の階が違ったから玄関で別れた

私が階段をのぼろうとしたその時…


一筋の風が吹いた

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