くるみ
近くの喫茶店の駐車場で待っていた
「来るかな……」


亜里「待たせてすいません」
ニコッと笑顔で笑う
あの時の笑顔はこの先も忘れないことになる。

そしてお店で飲み物を頼み少しの沈黙がある……「仕事辛いよな。」
僕は話し始めた。すると、亜里はなきだしてしまう。「辛いですホントに辛いです」

でもやめて欲しくないと色々考えながら話を僕は続ける。
「でもね、マラソンと一緒でゴールを見るとと遠くて大変だから、あの電柱までって走るといいよ」と親父に言われた言葉を思い出しながら話していた。

そんな話をして落ち着いて仕事を頑張ってくれる気になった亜里だった。

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