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朝を遠ざけたがって、夜を誰かと過ごしたがる高平くんも、学校での無愛想で近寄り難い高平くんも、変わりなく好きだ。
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お決まりのメッセージではじまる、彼女と彼の夜のこと。共有する時間、夜の深度、恋をするこころのかたち、どれをとっても、本当に瑞々しく、美しく、可愛らしく、爽やかにうっとりとしてしまいました。作者様の言葉の選び方が、とても好きです。
ピュアで、本当に読んでいて優しい気持ちになれました。ときめきの透明度がすごい。学校の七不思議なんかもでてきたり、ヒロインの友達の言葉も響いたりなんかして、短編とは思えないほど満足しました。
素敵な作品をありがとうございました。
オススメです。ぜひ、御一読を。