愛は惜しみなく与う【番外編】
そしてちゃっかり俺たちの分まで作ってくれる杏ちゃんは、素晴らしい女性だよ。


杏ちゃんに想像していた服を渡すと、俺がいるのにその場で着替えようとした。


ほんと、こういう所は気をつけた方がいい。
こっちが焦って、杏ちゃんはケロッとして…逆でしょ?


そして着替えた杏ちゃんは、とても可愛かった。

うん、ワンピース似合うよね


そんなフリフリしたワンピースじゃないし、むしろカジュアルだし。
杏ちゃんに、とても似合ってる。


こりゃ…泉、デレデレだろうな。


少し伸びた杏ちゃんの髪の毛

帽子を被るから、それに合わせて緩く髪を巻いてあげる。


すると杏ちゃんは、おおー!と喜んでいた。髪の毛巻いてる杏ちゃん初めて見たよ。

髪を結ってピンで留める。


鏡を見てる杏ちゃんが、満面の笑みだから、こっちも早起きした甲斐があるよ。

ほんと、歳上に見えないな


「すごー!慧器用やな!なんでこんなんできるん?」

「んーなんでだろ?興味があったから昔練習したりしてたよ」

「そうなん!ありがとう!嬉しい」
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