愛は惜しみなく与う【番外編】
あたしは皐月ちゃんも桜さんも含めて仲良くなれたら嬉しいな?
そう言ってみれば
優しい顔で笑った
「あぁ、そうだな。またみんなで遊ぼうな」
それはそれは、素敵な笑顔で、あたしの頭をポンポンとしながら笑うもんやから…
後部座席から、イケメンの頭ポンポンは至高!という皐月ちゃんの小さな声が聞こえた。
相変わらず皐月ちゃんは面白い。
新が言ってたけど、皐月ちゃんは、イケメン好きらしい。所謂、少女漫画に出てくるような感じの…な?
だから、ちょいちょいこういう感想挟んでくるから笑いそうになる。
そして駅に着いた
「「ありがとうございます」」
「…あぁ。杏が何かしでかしそうなら連絡して」
「何もせんわ!」
2人とも、泉に、はい!と笑顔で返事をした。何も…せんもん
「杏、気をつけてな。楽しんでおいで」
「うん。わかったよ!また帰るとき連絡するわ!」
「あぁ。寂しくなったら電話してこい」
もう一度頭をわしゃわしゃと撫で回されて、髪の毛はぐしゃぐしゃになった。
泉に手を振りながら髪の毛を直す
さぁ
楽しい女子旅の始まりや!!!
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