愛は惜しみなく与う【番外編】
あのお腹いっぱいになる飲み物な。
もちもち食感は美味しいとは思う。
飲み切れる自信はないけど


「じゃ、タピりにいこ!」


タピタピね。皐月ちゃんはテンションがあがっている。

なんでも食べるよ。飲み込むよ!目的地に着くと、可愛いタピオカ屋さんがあった。

おお、思ったより美味しそうやし、見た目も可愛い。


何にするー?と悩んで、3人とも違う味にして分けっこすることにした。


あー…19歳にして、青春を感じているよ。


こうやって女の子と遊ぶの夢やったから。


敦子も美奈子も仲良いけど…放課後集まって喧嘩してただけやから…
あれも青春やけどさ?ちょっとな。特殊や。


背後からバッドで殴りかかられる生活も、嫌いじゃないけどさ。


あれはあれで刺激的な日々やった


「杏ちゃんどうしたの?刺激的って…そんなに変わった味だった?」


皐月ちゃんに声をかけられて我にかえる。
危ない危ない。喧嘩の日々を思い出してしまってたわ。


「いや。平和やなって思ってさ。皐月ちゃんの一口ちょうだい」
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