愛は惜しみなく与う【番外編】
「観光客だから優しくしてやったのに。俺たちは、WILD SWANの幹部だぞ?言うこと聞いておいた方がいいんじゃないのか?」


でたよ
チーム名ゆうて、何になるねん


ワイルドスワン?

ワイルドな白鳥?

だっさいなぁ…

あ、ワイルドって自然な…とか野生のって意味よな?

野生の白鳥が現れたってか?

ポケ◯ンかよ。


と短い間に頭の中で突っ込む。


「自分でもゆうたやん。観光客やから、野生の白鳥がどうとか言われても分からへんねんな」


2人の前に立つ

あたしらは今からショッピングやねん。あたしの私服を2人がプロデュースしてくれる。

それが楽しみやから邪魔せんといてほしい。


あたしは、煽りスキルが高いらしい。口を開けば相手を煽ることしか言わへん。
自覚はある

だからあんまり喋りたくない


「俺らは関西と渡り合ってきたチームだ。女3人くらい、二度とその面見せれない面にしてやってもいいんだぞ!!」

なるほど


「あんたら色々間違えてるわ」


2人が怖がってしまった。完璧にな。



「お前、1番生意気だな。てめぇからマワしてやってもいいんだぞ」
< 246 / 645 >

この作品をシェア

pagetop