愛は惜しみなく与う【番外編】

こりゃ…蕪木先輩も大変だな。

でも可愛いし楽しいから、早く蕪木先輩に襲われて欲しいな?あたしと桜さんでとびきり可愛くして蕪木先輩を翻弄する杏ちゃんを作り上げよう。


「下着とかどこで買ってるの?」

確か杏ちゃん、お家お金持ちなんだよね?それなりにいい所で買ってるのかな?

そう思ったら、予想を超える返答が返ってきた。


「んー。志木が買ってくれてるから、自分で買ったことないねんな。やからちょっと今楽しい」

そうにこりと笑った


桜さんは、ポカーンと口を開けてしまった。


志木さん

あたしは会ったことがある。

杏ちゃんの執事さんらしい。もう、執事がついてる女の子ってのも驚くんだけどさ。

やっぱり杏ちゃんってお嬢様なんだね


「なんかそーゆうの疎くてさ。全部志木がしてくれてたから…」


てことは、胸のカップ数も把握されてるってこと?
蕪木先輩は…嫉妬しないのかな?


「じゃあ、自分で選んだ奴も買おうよ!あたし達も一緒に選んであげるから」


新にお願いされてるからね。
杏ちゃんはたまにズレた発言をするから、優しく見守れって。

蕪木先輩と杏ちゃんには、ずっと一緒に仲良くいてほしいと新は言っていた。
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