愛は惜しみなく与う【番外編】
可愛らしい顔のが好きや。


「まぁ顔もかっこいいな。でも、こんなこと言ったらそれこそ世の女性達に殺されるかもしれへんけど…

あたしイケメン耐性あるねん。まわり、顔の整った人多くてさ。志木も多分アレ、かっこいいんやろ?綺麗な顔してるし。

不良ってブサイクかイケメンに分かれてるからな」

自論やけど。と付け加えておく。
志木も昴も整った顔をしている。

やからか、イケメン見てもかっこええなぁで、終わる。きゃーとはならん。


「たしかに。やんちゃしてる人ってイケメン多いよね」

「なんの法則なんだろ」

「周りはそんな人が多くて、烈火もみんな顔整ってるやん?でもまぁ、そんなもんやなーって感じで終わる。せやし顔どうこうって言うか…」



泉の好きなところはいっぱいある

なんで好きになったか、ハッキリしたきっかけは無いけど。



「周りにいる人を大事にできるところが好き。あかん事はあかんって言えて、嫌な役かってでも、自分が動ける人やから。あたしには無いものを持ってて……」



この一年のことを思い返すと、泉の良いところなんて……好きなところなんて山ほど出てくるわ。
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