愛は惜しみなく与う【番外編】
「人使い荒いわ。そっちは一人で何とかしてや?」


敦子は皐月ちゃんと桜さん2人を庇うように立った。



ほんま、昔からナイスタイミングやで。



美奈子と敦子は2人で関東のあたしの家に遊びに来る前に、ここに旅行に来てたらしく、謎にあたしらの旅行と場所が被った。

志木が旅行に行く美奈子と敦子のに、同じ場所にあたしも居るって教えたらしい。
   

ほんで買い物してる時、美奈子が電話してきた。

あたしはあの時、嫌な視線を感じてたし、面倒事が起きそうな気がしたから、2人にも警戒してもらうように言った。



買い物終わってホテルに着いて、位置情報アプリで、敦子と美奈子にも位置情報の共有しておいた。



そんでコンビニ行く時に、確信に変わったから、『集合』ってLINEを送って、アプリで信号を送った。


このアプリすごいで。まじで正確!


集合は、薔薇の時使ってた合図みたいなもん。


近くにいる人は、やり合ってるし、応戦にこいって事。


ほんまええタイミングやわ



「ありがとう!2人に怖い思いささんといてな!」

「後でビール買いなさいよ!」

「あたしお菓子ー!」


はぁ


「わかったでー!さっさと離れて」


まぁ2人が居てくれるから安全やな。




「さてと?薔薇は解散したけど、この瞬間だけは、薔薇の名前背負って、あんたら全員、ボッコボコにしてあげるわ」


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