愛は惜しみなく与う【番外編】
そんなこと思わないよ。
そう言って額にキスされる
「大事な弟だ。頼むよ」
泉がそう言ってくれるなら頑張れる気がする。
あたしはみんなのおかげでお母様と普通に話せるようになった。
むしろ今が1番仲良い
とても、大事な存在
あたしや朔みたいな人にとって、親というのはとても特別なんや。
無の感情を向けられたことがあるから
今もし向き合えるとするなら
朔も望むと思うから
「さっそく今日行っていい?今日は病院の先生に相談してみる」
「うん、それは俺もいっていい?」
「先生と話すの?うん、ええよ。よろしく」
母親と話すのは杏に任せると言ってくれた。
杏なら、2人の気持ちを汲み取って、ちゃんと話せるだろうから。そう言ってくれる。
こうやって泉に信頼されると嬉しいな。
朔のために
朔のこれからのために
「じゃあ午後の授業うけたら、今日は病院にいこう。志木さんにも礼を言っておくよ」
とりあえず飯食わね?
そう言ってお昼ご飯を食べる
みんなと一緒にいられるのはあと1年
それぞれの道を歩いていく
この1年であたしが皆んなにできることをする
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そう言って額にキスされる
「大事な弟だ。頼むよ」
泉がそう言ってくれるなら頑張れる気がする。
あたしはみんなのおかげでお母様と普通に話せるようになった。
むしろ今が1番仲良い
とても、大事な存在
あたしや朔みたいな人にとって、親というのはとても特別なんや。
無の感情を向けられたことがあるから
今もし向き合えるとするなら
朔も望むと思うから
「さっそく今日行っていい?今日は病院の先生に相談してみる」
「うん、それは俺もいっていい?」
「先生と話すの?うん、ええよ。よろしく」
母親と話すのは杏に任せると言ってくれた。
杏なら、2人の気持ちを汲み取って、ちゃんと話せるだろうから。そう言ってくれる。
こうやって泉に信頼されると嬉しいな。
朔のために
朔のこれからのために
「じゃあ午後の授業うけたら、今日は病院にいこう。志木さんにも礼を言っておくよ」
とりあえず飯食わね?
そう言ってお昼ご飯を食べる
みんなと一緒にいられるのはあと1年
それぞれの道を歩いていく
この1年であたしが皆んなにできることをする
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