愛は惜しみなく与う【番外編】
「お食事は、お部屋食と個室の用意がありますが」
「あーー部屋で食べたいです!」
「かしこまりました。18時からお食事になりますので、そのお時間に用意させていただきますね」
「はーい!ありがとうございます!」
杏は鍵を受け取り、ごゆっくりと言い案内してくれた女の人は階段を降りていった。
「……」
「……?眠いん?」
「いや、違う。慣れてるなって」
「あぁ、志木と旅行よくいってたからな。でもこの旅館来てみたかってん!この旅館、CMとかでやってるねんで」
「あ、そうなの?知らなかった」
有名やのに!知らんのかい!と杏につっこまれる。テレビ…あんまり見ないからな。
「大切な人と訪れるための旅館」
「ん?」
杏は部屋の鍵穴に鍵をさして呟く
「そのCMのキャッチフレーズ。だから泉と来てみたいなって思ったねん」
……そういうこと
嬉しすぎるだろ
背を向ける杏の頭に顎を乗せる
「さんきゅ。」
顔を見なくても杏が微笑んだのがわかった。
俺の彼女可愛くね?
まじで。こんな可愛い生き物存在するのかよ!
杏は笑顔のまま扉を開けた
「あーー部屋で食べたいです!」
「かしこまりました。18時からお食事になりますので、そのお時間に用意させていただきますね」
「はーい!ありがとうございます!」
杏は鍵を受け取り、ごゆっくりと言い案内してくれた女の人は階段を降りていった。
「……」
「……?眠いん?」
「いや、違う。慣れてるなって」
「あぁ、志木と旅行よくいってたからな。でもこの旅館来てみたかってん!この旅館、CMとかでやってるねんで」
「あ、そうなの?知らなかった」
有名やのに!知らんのかい!と杏につっこまれる。テレビ…あんまり見ないからな。
「大切な人と訪れるための旅館」
「ん?」
杏は部屋の鍵穴に鍵をさして呟く
「そのCMのキャッチフレーズ。だから泉と来てみたいなって思ったねん」
……そういうこと
嬉しすぎるだろ
背を向ける杏の頭に顎を乗せる
「さんきゅ。」
顔を見なくても杏が微笑んだのがわかった。
俺の彼女可愛くね?
まじで。こんな可愛い生き物存在するのかよ!
杏は笑顔のまま扉を開けた