愛は惜しみなく与う【番外編】
酸欠
温泉から帰ってきた杏は、寝たふりをする俺の口にキスをした。
驚きすぎて起き損ねた。
うわ!って驚かすつもりだったのに。
そして杏に、今日はキスをしてこないと指摘された。
当たり前だろ?こんな2人の空間で…歯止めが効かなくなるかもしれない。
杏が素直に応えてくれたりしたら、俺はもう……気持ちをぶつけて傷つけてしまうかもしれないから。
向かい合わせは恥ずかしいと背を向けたが、こっちの方が密着するし。正直限界だった。
触っちゃだめ?そう杏に尋ねたが、ダメだと自分に言い聞かせて杏から離れる。
困らせてるのがわかった
「2人きりで泊まりに来てて……キスなんかして歯止め効かなかったら困るだろ」
だから我慢してんだよ。あんまり今日キスしないのはそれが理由だ。襲っちゃったら困るから。ほんとに大好きだからこそ……大切にしたい
我慢の限界が来てしまう
ごめんね、杏
頭を冷やすから
そしたらいつも通り接するから
少し胸が苦しい
両想いで付き合えて、一番近くにいれるとおもったのに。
少し遠く感じてしまう
驚きすぎて起き損ねた。
うわ!って驚かすつもりだったのに。
そして杏に、今日はキスをしてこないと指摘された。
当たり前だろ?こんな2人の空間で…歯止めが効かなくなるかもしれない。
杏が素直に応えてくれたりしたら、俺はもう……気持ちをぶつけて傷つけてしまうかもしれないから。
向かい合わせは恥ずかしいと背を向けたが、こっちの方が密着するし。正直限界だった。
触っちゃだめ?そう杏に尋ねたが、ダメだと自分に言い聞かせて杏から離れる。
困らせてるのがわかった
「2人きりで泊まりに来てて……キスなんかして歯止め効かなかったら困るだろ」
だから我慢してんだよ。あんまり今日キスしないのはそれが理由だ。襲っちゃったら困るから。ほんとに大好きだからこそ……大切にしたい
我慢の限界が来てしまう
ごめんね、杏
頭を冷やすから
そしたらいつも通り接するから
少し胸が苦しい
両想いで付き合えて、一番近くにいれるとおもったのに。
少し遠く感じてしまう