愛は惜しみなく与う【番外編】
杏の身体にかかったバスタオルを引っこ抜く


杏は咄嗟に身体を隠そうとしたけど、手は繋いでるから動かない。


どうしようかな

手を離したら、押しやられるかな?


てゆうか杏には見えないって言ったけど見えてるから…

このまま1時間くらい眺めてるだけでも満足なんだよな。

杏の身体は綺麗だ

余分なものはない。あ、ちゃんと出るところは出てるぞ?あんま詳しく教えてやんないけど!

綺麗な身体のライン


「み、見てるやろ」

「ふふ。うん」

「ジロジロみんといて!」

「ダメ。もう遅い」


こんな下着もってたかな
ちゃんと今見たけど……刺激が強すぎる。

後で堪能させてもらうとして…


「もう、よく分からなくなるくらいキスをしよう」


恥ずかしさも無くなるよ
俺だって今は恥ずかしいから

杏だけ下着姿なのも可哀想な気もするから服を脱ぐ


俺が服を脱いでいる間、杏は何も言わず何も動かず待っていた。


そこからどれほどキスを重ねただろうか。

頭がバカになるくらいキスをした

まだ杏の、肩から下には触れていない


布団を頭までかぶり、ただキスをする

酸欠状態のまま


愛を確かめた
< 487 / 645 >

この作品をシェア

pagetop