愛は惜しみなく与う【番外編】
なに!?!?まさかの!?知らぬ間に行為は終わってたんか!?!?


「ばか!何してんだよ!」


泉に手を払いのけられる


「このままでしんどくないの?」

「人の股間鷲掴みする奴がいるかよ!」

「ご、ごめん」

「放っておいたら大丈夫だ」


……なぬ?
ここまでして、また違う日?
泉はそれでいいんかな。

よう考えて?

あたしの家には常に誰かおるし、実際少ししてみて思ったのは、どんだけ我慢しても声は出る。せやし、家は無理!

泉と朔と響のシェアハウスは、汚いし空気悪いし無理!泉の実家も無理!

てなると……今日やなって…あたしも思ったんやけどな


「あたし元気やで?」

「ヘロヘロだったくせによく言うよ」

「な!!もう復活したもん!」


はいはい。そう笑って抱きしめられる。
また明日、裸になれ!!って言われたら恥ずかしいけど、今なら…この空気なら大丈夫。やと思う。

あたしの恥ずかしさ的に…


「えっちしよ!」


泉は手で顔を覆い息を長く吐いた


「……はぁ、人の気も知らないで」



ほんと知らないからな!
と泉はいって布団から出て行ってしまった。

あれれ?


何やら鞄をガサガサ触り、何かを持ってきた
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