愛は惜しみなく与う【番外編】
「覗くなゆうた!」
「覗いてない!朝飯まで時間ないからって声をかけようとしただけ!」
ち、力が強いな。ほんとどこにこんな力があるんだ?あんなに細かったのに…
「今やらしいこと考えたやろ!」
「え?」
「にやってした!」
「それは…ごめん」
ちょっと思い返して想像したから、素直に謝っておく。
でもいつまでも照れられたら俺も寂しいし。
「あんまり照れて俺を突き放さないで。寂しいから」
「……だって」
「うん」
「どんな顔したらいいかわからんし。思い出したら恥ずかしいし」
「でも俺は、昨日杏と気持ちを確かめ合えて幸せだったよ」
はぁ〜と長いため息をつく杏
「あたしも幸せやったよ。ちょっと過敏になってたわ。ごめんね」
こうやって素直に謝ってくれる杏が好き。
だから俺も素直に気持ちを伝えようと思えるんだ。
「キスしていい?」
「…うん、ええよ」
杏をバスタオルで包んだままキスをする。昨日数えきれないほどキスをしたけど、今日するのは初めてだから新鮮に思える。
「覗いてない!朝飯まで時間ないからって声をかけようとしただけ!」
ち、力が強いな。ほんとどこにこんな力があるんだ?あんなに細かったのに…
「今やらしいこと考えたやろ!」
「え?」
「にやってした!」
「それは…ごめん」
ちょっと思い返して想像したから、素直に謝っておく。
でもいつまでも照れられたら俺も寂しいし。
「あんまり照れて俺を突き放さないで。寂しいから」
「……だって」
「うん」
「どんな顔したらいいかわからんし。思い出したら恥ずかしいし」
「でも俺は、昨日杏と気持ちを確かめ合えて幸せだったよ」
はぁ〜と長いため息をつく杏
「あたしも幸せやったよ。ちょっと過敏になってたわ。ごめんね」
こうやって素直に謝ってくれる杏が好き。
だから俺も素直に気持ちを伝えようと思えるんだ。
「キスしていい?」
「…うん、ええよ」
杏をバスタオルで包んだままキスをする。昨日数えきれないほどキスをしたけど、今日するのは初めてだから新鮮に思える。