愛は惜しみなく与う【番外編】
「浮気とか?」

「するの?」

「せん」

「うん」


終わり。ちゃんちゃん♪とちゃうねん。

まぁ平和にこしたことはないけど。


「嫌なことあったらゆうてな?直せるなら直すし」

手癖と足癖直せとか言われちゃうと、直せないから無理やけど。


「うん。あれば言うよ。杏もあったら言って」

「おっけー!」

泉の嫌なところはないなぁ特に
好きなところばかりやから。

あたしが行きたかったところにも行けて満足したし帰っている。


その途中



「昨日あんまり寝れへんかったんかな」


泉はあたしの肩に持たれて眠ってしまった。
そりゃまぁ、あれはあたしよりも泉が疲れるわ。うん。

相変わらず綺麗な寝顔


ふぅ

とりあえず一安心やなぁ
もう、あの行為より上はないやろ。恋人同士でするのって!

あれを耐えたのであれば、これ以上恥ずかしい事はないな。うん。

大人になった気がするわ


泉の手を握ろうとしたけど、泉の綺麗な手をみると昨晩のことが思い返されたし辞めておく。


泉、慣れた手つきやったな
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