愛は惜しみなく与う【番外編】
でも新の考えてることが分かって嬉しい


話さなきゃね、たまには
思ってることを伝えてみなきゃね


「さて。どうしますか?時間的に微妙なんで、サクッとヤるのも、どうかと思うんですが」

「どっちでもいいよ?」

「久しぶりでしょう。ゆっくり皐月を堪能したいんで、一旦出ましょう。話すために入ってそのまま流れでしたくはありません」


あら
あたしはいいのに

ほら、カバン持って!そう言い帰り支度をしてくれる。



新のこう言うところが好き


そして


そのあと行きたいところを連れ回し暗くなってしまった。だから、家に連れてきた。新を。

心の準備が…と珍しくテンパっている新


ごめんね?あたしバカだから嬉しくて。お母さんとお父さんに知って欲しくて。だから許して


「泊まって」


そう言って新を家に泊まらせることになった。お母さんは会ったことあるから歓迎もモード

そしてお父さんは…



「皐月の彼氏にしては、えらくしっかりしてるね。詐欺かい?」


と失礼なことを言う。
でも新は戸惑いながらもあたしの両親と沢山話してくれた。
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