愛は惜しみなく与う【番外編】
怒られてやーんのと笑う朔と響
新にも、ややこしい事を烈火に持ち込むなと言われた。
慧は杏ちゃんがそう言うなら泉が一方的に悪いと笑った
そして
「でもお陰様で自分の気持ちもわかったし、助かったわ。泉と付き合うことになったし!」
皆んなにゆうとかなあかんな!と杏は笑った。
まさかそんな簡単に言うとは思わなかった。こいつらにどうやって伝えようとか色々考えてたのに。
たくあんを齧りながら、杏は報告した
「「「「えーーーーーーー!?!?」」」」
そりゃこうなるよ
「ちょ、あの後何があったんだよ!」
「うそ、あのまま泉追いかけて、そんな話になったの?」
「ちょっと!この前まだ分かんない感じだったのに急に!?」
「面白いのでなんて告白されたか教えてもらっていいですか?」
それぞれが一気に喋りだす
えっと
「そんな驚くことなん?誰かが付き合ったりすると、こんな大変なん?」
「てめーと泉が、だからだろ!」
「いた!」
朔に思いっきり叩かれて、杏は頭を押さえてプルプルしている。
いや、もう、いいよ。好きに言ってくれ
そう思ったけど新の質問に引っかかった。