【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉


「実来、遠慮なく食べて??」

「あ、じゃあ……遠慮なく、いただきます」

目の前に並んだスイーツの中から、チーズケーキを一口食べた。

「ん、美味しい〜‼」

……あっ、しまった。

「フフフ……実来さん、美味しそうに食べますね」

「す、すいません……」

「いいのよ。喜んでもらえたみたいで、よかった」

「はいっ」

「そうだ。京介、実来さんとはいつ頃住み始めるの??」

「……え??」

その言葉に、ケーキを食べる手が思わず止まった。

「まだ正確には決めてない。だけど年内には、一緒に住み始める予定だよ。
これからはどんどんお腹が大きくなってくるし。そうなってくると、実来も一人じゃ大変だと思うから」

「なるべく早くしなさいよ??何か起きた時に大変なんだから」





< 100 / 308 >

この作品をシェア

pagetop