【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「実来、遠慮なく食べて??」
「あ、じゃあ……遠慮なく、いただきます」
目の前に並んだスイーツの中から、チーズケーキを一口食べた。
「ん、美味しい〜‼」
……あっ、しまった。
「フフフ……実来さん、美味しそうに食べますね」
「す、すいません……」
「いいのよ。喜んでもらえたみたいで、よかった」
「はいっ」
「そうだ。京介、実来さんとはいつ頃住み始めるの??」
「……え??」
その言葉に、ケーキを食べる手が思わず止まった。
「まだ正確には決めてない。だけど年内には、一緒に住み始める予定だよ。
これからはどんどんお腹が大きくなってくるし。そうなってくると、実来も一人じゃ大変だと思うから」
「なるべく早くしなさいよ??何か起きた時に大変なんだから」