【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……あの、何かって??」
「切迫早産とか、胎盤が剥がれたりした時のことよ。妊娠中はね、女性はそういう流産のリスクも多々あるの。
だから、住むならなるべく早くしたほうがいいわよ??」
「わかった。なるべく早く住む所を決めるよ」
「そうしなさい。そうじゃないと、実来さん不安になっちゃうわよ??ねっ、実来さん??」
「えっ!?あ、いえ、わたしは……」
ええっ、わたしにふらないで〜!!
なんて言えばいいのか分からないよ〜。
「分かってるよ、母さん」
「……京介、実来さんのこと、ちゃんと守ってやるんだぞ。
仕事ばかりするのはいいが、ちゃんと今以上に、実来さんのことを気にかけてやらないとダメだからな」
「分かってるよ、父さん」
「ならいいんだがな」