【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
そしてお父様とお母様と別れる時、お母様が安産祈願のお守りを渡してくれた。
「今度は家に遊びに来てね??実来さん」
「はい。ありがとうございます」
「体に気をつけてね。体冷やさないように温かくしてね??」
「はい。お母様も、お体にご自愛くださいね」
「ありがとう。じゃあ気をつけて帰ってね??」
「はい。今日は本当に、ありがとうございました。たくさんお話ができて、嬉しかったです」
「わたしもよ〜。じゃあね、実来さん」
「はいっ」
京介さんのご両親は、タクシーでそのまま帰っていった。
「……実来」
「はい??」
「ーーー愛してるよ、実来」
「えっ……??」
京介さんは、優しく頬を撫でながらわたしの唇に優しくキスを落とした。