【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○幸せな夜
その日の夜、わたしは京介さんの部屋にいた。
京介の部屋に遊びにこないかと言われて、二つ返事をした。
「お、お邪魔、します……」
「どうぞ、入って」
ヒールを脱ぎ、恐る恐る部屋の中へと入った。
京介さんの部屋の中はとても整理整頓されて、本当にキレイな状態だった。
何よりも、必要な物以外は何もなかったので、スッキリして見えた。
「適当に座っててくれる??ルイボスティー淹れるよ」
「は、はい。ありがとうございます」
「ルイボスティーはカフェインが入ってないみたいだから、妊婦さんにいいと友人から聞いたんだ」
「そうだったんですね??」
京介さん、ちゃんと調べてくれてるんだ。
嬉しいな、本当に。
ありがとう、京介さん。