【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
京介さんはわたしの隣に来ると、優しく頬をなでて、その後髪の毛を撫でてくれた。
「……愛してる、実来」
そしてそのまま、キスをしてくれた。
それは、触れるだけの優しいキスだった。
「……実来、今日はこのまま、ずっと一緒にいないか??」
「……え??」
「今日は実来と、このまま一緒に朝まで過ごしたいんだ。……実来が、イヤでなければ」
「イヤな訳がないです。……わたしも、京介さんと一緒に朝まで過ごしたいです」
「嬉しいよ」
そしてまた、何度もキスをしてくれた。
……京介さんがしてくれるキスは、本当に優しいのに、時々激しくて。
わたしは、キスをしながらそのままソファに押し倒されてしまった。
間近で見る、京介さんの顔。