【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉



「……京介さんって」

「ん??」

「本当にハンサムでカッコよくて……わたしには、もったいないくらいの人です」

「そんなことないよ??実来だって、俺にはもったいないくらい美人だ」

「……本当にわたしなんかが、京介さんのそばにいてもいいのかなって、ずっと思ってました」

「え??」

「……妊娠していると知ったあの日から、ずっとそう思っていました。
だけど京介さんは、わたしのことを大切にしてくれると、大事な人だと言ってくれた。わたし、本当に嬉しかったです」

「当たり前だろ??何を言ってるんだ??俺には実来だけだよ。実来しかいないんだ」

「……わたしもです、京介さん」

「頼むから、もうそんなことを言うな。ずっと俺のそばにいてくれ、実来」




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