【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……ち、違います……」
だけどそんなことを口にできる訳もなく、ウソをつく。
「……んっ!?」
だけどその言葉はすぐに、彼の唇で塞がれた。
悔しいけれど、彼も分かっている。
わたしが彼のことをもう、好きになっていることを。
そしてまた、抱いてほしいと思ってることを。
だけど彼はかなり歳上で、わたしみたいな子供になんて、相手をしてくれるとも思っていない。
だから今日だけでいいから、愛してほしいなんて、思ってしまう。
……本当は、そんなこと、望んではいけないことだとわかってても。
だけどもう止められない。
わたしはもう……。
歳上の大人な彼に、心も体も、恋をしてしまっているんだ……。