【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……それって、その、あの」
「……実来、君にプロポーズしたんだ」
「えっと、その……ごめんなさい。ちょっと突然で……」
「いや、ムリもない。突然だからね。俺の方こそ、すまない。
……だけどもう、俺の決心は揺らがないよ??君と結婚したいんだ」
「……京介、さん」
純粋に嬉しかった。
こうやって結婚したいと言ってもらえることが。
交際を重ねてみて思ったのは、わたしは京介さんのことを少しずつ知っていくのが、こんなにも楽しいと思ったことだった。
京介さんのことをもっと、もっと知りたい。
今改めて、そう思う。
「実来、俺は実来とずっと一緒にいたいんだ。これから先、何年も、何十年先も。……だから、俺と結婚しよう??」
答えなんてもう、決まっている。