【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……はい。わたしも京介さんと、あなたと、結婚したいです。これから先の人生、京介さんと共に生きていきたいです。
……あなたと、家族になりたいです。わたしを家族にしてください」
「ああ、共に生きていこう。家族になろう」
「……はい」
京介さんが握ってくれた手はとても温かくて、優しくて。
そして安らぎがあった。
この手を取って、わたしは生きていきたい。
一人ではムリかもしれないけど、だけどね。
ふたりでなら、必ずどんな試練も乗り越えて行けると信じてるんだ。
京介さんがわたしを信じてくれているように、わたしも京介さんのことを信じていきたい。
家族になりたい。本気でそう思える、たった一人の人だから。
そんな最高な人に出会ったんだから。