【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「……お茶、冷めちゃったかな。新しいの頼もうか」
「いえ、大丈夫です。ちょうどいいですから」
「そうかい??」
「はい」
こうやっていろんな所まで気を遣ってくれるのが、京介さんの優しい所で、わたしが大好きな所でもある。
35歳だからそれなりに大人かもしれないけど、わたしにはそれすら、最近は心地よく感じる。
わたしたちだからこそ、ふたりだからこそ、作れる関係なんだと思う。
お茶を飲んだ後、カフェの近くにあった公園を2人で少し散歩した。
とても寒い時期だから、マフラーとニット帽が必須だけど。
優しく手を繋いでくれる京介さんの手がとても温かいから、わたしは彼の隣がとても居心地よく感じることができる。