【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○7ヶ月検診
そして新居が見つかってから早1週間が経過した。
今日は月に一度の検診の日だ。
そして京介さんは今日も、検診に一緒に着いてきてくれる。
お仕事があるからいいと言ったのに。
心配だからと言って、また午前中に半休を取ってくれた。
7ヶ月経つとさすがに動きにくくなり、重い体がさらに重く感じて、なんだか歩きにくいと感じてきた。
「お母さん、検診、行ってきます」
「そう。気を付けるのよ」
「うん。行ってきます」
京介さんは時間通りに迎えに来てくれた。
「実来、お待たせ」
「いえ。よろしくお願いします」
「さ、乗って。出掛けよう」
「はい」
京介さんの運転する車に乗り込み、病院へと車を走らせた。
その間、わたしはずっとお腹に手を当てていた。