【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○発覚した妊娠
―――それは、それからしばらくした時のことだった。
夏もそろそろ終わりを迎えて、季節が移り変わろうとしていた時のことだった。
いつもより体調が優れなくて、頭痛や微熱などが続いた。
ただの風邪かと思ったけど、季節の変わり目ということもあり、大学終わりに、念の為病院に行った。
―――そしたらそこで、衝撃的なことを言われるのだった。
「麻生実来さん、診察室へどうぞ」
「はい」
そして診察室へ入るなり、問診票を見て、先生が1言言った。
「麻生さん、あなた生理きてる??」
「えっ??生理……??」
そう言われると……。
しばらく生理、来てない。
もともと不順な方ではあったから、また遅れているだけかと思っていた。