【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
病院に着いて受付を済ませ、名前を呼ばれるのを待った。
「……実来、お腹触ってもいいか??」
「はい」
服の上から、わたしの大きくなったお腹に優しく手を当てた。
「……動いてるな」
「はい。だって赤ちゃんが、いますからね」
「そうだったな」
「はい」
「麻生実来さーん。1番の診察室へどうぞ」
「はい。……京介さんも、一緒に行きましょう??」
「え??俺も??」
「はい。よかったら、一緒に赤ちゃんの顔を見ましょう」
「……じゃあ、行こうかな」
「はい」
京介さんも一緒に、診察室へ入った。
「麻生さん、元気だった??……あら、今日は旦那さんも一緒なのね??」
「はい。……赤ちゃんの顔、見てほしくて」