【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「そう。じゃあ、ベッドに横になって。エコーしましょう」
「はい」
エコーの準備を先生がしている間、京介さんは不思議そうに見ていた。
「うん。順調ね。見える??これが頭で、これが手よ。旦那さんも見える??ここは、足よ」
「……カワイイです。愛おしいです、すごく」
「こんなにもはっきり、見えるものなんですね」
「そうよ。この子はやっぱり、男の子ね」
「そうですか」
「元気にすくすくと育っているわね。前よりも体重増えて来ているし、ちゃんと食べてるみたいね??」
「はい。頑張ってたくさん食べています」
「その調子で、たくさん食べて赤ちゃん大きくしないとね??」
「はい」
「……麻生さん、少しだけお腹が張っているみたいだから、張り止めの薬、出しておくわね」