【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「はい。では、失礼致します」
俺は電話を切った。
「みんな、聞いてくれ‼風倉さんがうちとの取引をしたいと申し出てくれた‼」
「え、本当ですか!?」
「ああ。今電話があってな」
「やりましたね‼課長‼」
「ああ、よかったよ本当に」
また新しい取引先が決まって、仕事をするにあたってやり甲斐を感じられるようになるだろう。
社員の未来が安泰なのは、本当に素晴らしいことだ。
「課長、彼女さん、今妊娠7ヶ月なんでしたっけ??」
「ああ、そうだよ。間もなく8ヶ月になる」
「もうそんなになるんですね〜」
「ああ。本当にあっという間だよ」
「新居にはまだ引っ越してないんですか??」
「まだだ。入居が3月からなんだ」
「え、そうなんですか!?」