【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
赤ちゃんにそう問いかけると、頷くかのように動いた。
「あ、また動きました」
「まるで返事してるみたいだな??」
「はい。わたしもそう思います」
「……実来、見てみろ。もうカウントダウン始まってるぞ??」
「えっ、ほんとですか??」
「ああ、ほら見てみろ」
「本当だ‼いよいよですね」
実来はスマホを開くと、カメラの準備を始めた。
「うわっ……‼」
カウントダウンと同時に、大きなクリスマスツリーがキレイに点灯し始めた。
「おお、キレイだな??」
「はい‼来てよかったです‼」
「おいおい。まだ始まったばかりだぞ??」
「でも、来てよかったです。京介さんとこうして来たかったので」
「それは嬉しいな」
「さ、写真撮りましょう??」