【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○クリスマスパーティー①
「よいっしょ……」
8ヶ月を過ぎてきて、だんだんと重くなってきたこの体。
歩くのさえ、以前よりも少し困難な感じがしてきた。
そしてもう12月も半月を過ぎて、年末年始に差し掛かろうとしていた。
「お母さん、今年のクリスマスは、ケーキどうする??」
「ケーキならもう予約してあるわよ??」
「そうなの??」
「ええ。……実来、今年のクリスマスは、森嶋さんも家に呼んで、クリスマスパーティでもしましょうか」
「えっ、本当に!?」
「ええ。だって実来の旦那さんになる人だもの。みんなで楽しくパーティーしましょう??」
「やった‼嬉しい〜。あ、赤ちゃんも喜んでるみたいだよ‼動いてるよ、元気に」
「そう??赤ちゃんもパパに会えて嬉しいのね、きっと」