【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
○2度目の再会
「おはよう実来‼」
「おはよう、彩花(あやか)」
「あれ??どうしたの??」
「えっ??」
「なんか、顔色悪くない??具合でも悪い??」
それから何日かして、大学で親友の彩花と一緒になった。
だけど、変化ってすぐに気が付くもので……。
「だ、大丈夫‼何でもないよ‼」
「……なんかあった、でしょ??」
「な、なんで??」
「実来のことは、なんでも分かちゃうよ!!」
「……ま、参りました」
「で、何があったの??」
わたしは観念して、昼休みに彩花に全てを話すことにした。
彩花は昼休み、黙ってわたしの話を聞いてくれた。
そして一言、こう言った。
「……実来はもう一度、その人に。お腹の子の父親に、会いたいんだね??」
「……うん」