【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「お母さん、神社付いたら温かい甘酒飲みたい」
「あら、いいわね。飲みましょうか」
「うん。やった‼」
「あんまり走っちゃダメよ??転んだら大変だから」
「分かってるもん」
「実来、あとで安産祈願もしようか」
「うん。安産祈願したい」
「しまょうしましょう。赤ちゃんが元気に産まれて来てくれるように、お祈りしましょう」
「うん」
入口に入ったわたしたちは、まずおみくじを引いた。
「うわっ、やった!!お母さん見て!?大吉だよ!?」
「あら、すごいじゃない??大吉なんて、いいことがあるかもね??」
「だといいなぁ」
「あ、お母さんは中吉だわ。そこに結びましょう」
「うん」
お母さんのおみくじを結んだ後、わたしたちは温かい甘酒を飲んだ。
甘酒のほんのりとした優しい甘みが体の中に入って、とても美味しかった。