【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
アレから何日も考えていたけど、やっぱり、わたしは彼のことが忘れられなかった……。
―――もう、出会ったあの時からわたしは、彼に恋をしているんだとその時気付いた。
会いたい。もう一度、彼に会いたい。
……だけど、会うのが怖い。
会って妊娠していると告げた時、彼がどんな反応をするのか想像しただけで、体がビクビクする。
「実来??」
「……えっ??」
「あたしは、ちゃんと話すべきだと思うよ??」
「……でも、少し怖い」
「それでも、逃げちゃダメだよ。これは……実来だの問題じゃないんだよ??実来のこれからのためにも、ちゃんと話すべきだと思う」
「……でも、わたし、どうすれば??」
「素直に言うんだよ。自分の気持ちを」