【完結】エリートな彼と女子大生の年の差恋愛婚〈番外編追加〉
「じゃあ早く良くなるように、玉ねぎのお味噌汁作るね??玉ねぎのお味噌汁は、二日酔いにいいらしいから。……キッチン、借りるね??」
「……ああ、ありがとう」
「できるまで寝てて??出来たら起こすから」
「……ああ、すまない」
「じゃ、寝ててね」
わたしは大きなお腹を抱えながら立ち上がると、早速キッチンに立って、玉ねぎのお味噌汁と冷蔵庫の中に入っていた卵でだし巻き卵などを作った。
簡単な料理でも、美味しく作れると嬉しいものだ。
お皿に卵焼きを盛り付け、ご飯とお味噌汁を用意して、テーブルに並べた。
「京介、出来たよ??」
「ああ、ありがとう。……美味そうだな」
「どうぞ、召し上がれ」
「いただきます」
京介は、味噌汁と卵焼きを一口食べて、美味しいと笑った。